8/24清水vs浦和戦に端を発した浦和サポーター4名の逮捕事件。
 
恐らく事件全容が明らかになったり、リーグやクラブからの処分が発表されるまでには時間を要すると思いますので、そこに至るまでの経緯をこちらで時系列にまとめていきます。
 
8/24
試合前、エコパスタジアムに向かう清水のチームバスに浦和サポーターが乗車したバスから爆竹などの危険物が投げつけられる。当初、「清水サポーターが浦和のチームバスに爆竹を投げた」というデマがツイッター上で拡散する。

浦和サポーターによる清水サポが爆竹を選手バスに投げたというソースの拡大を追ってみた。(togetter)
http://togetter.com/li/553711

当該浦和サポーターを乗せたバスがスタジアムに到着。既に清水チームバスから当該浦和サポーターが乗車したバスについての連絡を受けていた現地警備員が入場を止めようとしたところ、浦和サポーターが警備員の胸ぐらをつかんだり突き飛ばすなどの暴力行為を行う。警備中だった静岡県警袋井署の警察官によって現行犯逮捕。
 
試合後、浦和サポーターが逮捕されたことが報道される。

浦和サポーター4人逮捕=警備員に暴行容疑-静岡県警(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201308/2013082400333
応援に訪れたサッカーJリーグ1部の試合会場で警備員の胸ぐらをつかんだとして、静岡県警袋井署は24日、暴行容疑で埼玉県内に住む30~40代の浦和レッズサポーターの男4人を現行犯逮捕した。同署によると、うち3人は「指一本触れていない」などと容疑を否認している。

逮捕容疑では、4人は同日午後4時35分ごろ、同県袋井市愛野のエコパスタジアム駐車場で、20代の男性警備員2人の胸ぐらをつかんだり、体を押したりした疑い。警備員にけがはなかった。

同署によると、4人は浦和サポーターが乗った大型観光バスでスタジアムに到着した。途中の道路で、対戦相手の清水エスパルスの選手らが乗ったバスが、この大型バスから爆竹や発煙筒を投げ付けられたため、スタジアム側は警備員を配置して警戒。4人は入場を制止しようとした警備員と押し問答になり、警戒中の同署員が逮捕した。(2013/08/24-23:22)

8/25
新聞朝刊各紙で事件が報じられる。中には容疑者の実名・自宅住所の報道も。
夜になり、浦和レッズ側が公式サイトでコメント。

24日清水エスパルス戦における出来事に関するお詫びとご報告(第1報) (浦和公式)
http://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/24%E6%97%A5%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%E6%88%A6%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%87%BA%E6%9D%A5/
24日午後4時35分ごろ、Jリーグ第22節清水エスパルス対浦和レッズ戦の試合会場の駐車場において、浦和レッズの男性サポーター4人が、暴行の容疑で警戒中の静岡県警袋井署の署員に逮捕されました。 

この4人は、サポーター有志が手配した大型観光バスに同乗して試合会場に向かっていましたが、その途中で、清水エスパルスの選手らが乗ったバスに遭遇した際、当該バスから、爆竹などが投げられていた事実も確認されております。

取り急ぎクラブとして現在の状況をご報告させていただきますが、このような行為が起こってしまったことは極めて遺憾であり、清水エスパルス様をはじめとする関係者並びにファン・サポーターの皆様に、ご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

現在、事実関係を確認中ですが、このような行為に対しては厳格な処置を講じて参ります。詳細を把握し、今後の対応を決定次第、オフィシャルサイトにて改めてご報告させていただきます。
ここで初めて爆竹が清水のチームバスに投げられたことが認められる。そして、厳格な処置を講じるとのコメントが出される。

8/26
Jリーグ大東和美チェアマンのコメントが報じられる。

裁定委で処分を検討 浦和サポーター逮捕で (スポーツナビ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/jleague/headlines/article/20130826-00000068-kyodo_sp
24日に静岡スタジアムで行われたJ1の清水-浦和で浦和サポーターの4人が警備員への暴行容疑で逮捕された問題で、Jリーグの大東和美チェアマンは26日、浦和からの事実関係の報告を待って、裁定委員会で処分を検討する考えを示した。
 
浦和はサポーターが乗った大型バスから清水の選手バスに向かって爆竹や発煙筒が投げられた事実も確認した。大東チェアマンは「逮捕者が出たことも遺憾だが、選手バスへの危険な行為は前例がない。厳正かつ慎重に対処したい」と述べた。
8/27
浦和の橋本社長がJリーグに調査報告を行う。

サポーター暴行逮捕、浦和社長が調査報告 (サンケイスポーツ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20130828/jle13082805010000-n1.html
24日に静岡スタジアムで行われたJ1清水-浦和戦で浦和サポーターの4人が警備員への暴行容疑で逮捕された問題を受け、浦和の橋本光夫社長は27日、東京・文京区のJリーグ・大東和美チェアマンを訪れ、事実関係の調査報告を行った。

Jリーグは清水側からの調査報告も待ち、両者報告内容を慎重に議論した後、まずは裁定委員会で処分を検討するか否かを決める。
8/28
清水エスパルス側が公式サイトでコメント

「8月24日J1リーグ第22節 浦和レッズ戦におけるトラブルについて」 (清水公式)
http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/22384
すでに新聞報道等にある通り、24日J1リーグ第22節 清水エスパルス対浦和レッズ戦の試合開始前に、スタジアムへ向かう選手らを乗せた清水チームバスに向けて、浦和サポーターが手配した観光バスの窓から、爆竹等火薬類その他が投げられるという危険行為がありました。 
また、その後、スタジアム場外駐車場にて当該バスを制止させようとした警備員に暴行した容疑により、浦和レッズ男性サポーター4名が所轄警察である袋井警察署員に逮捕され、現在、警察の取り調べのもと事実確認を行っております。
 
いかなる理由があろうとも、試合前の選手を乗せたチームバスへの暴挙と警備員への暴力行為は決して許すことは出来ません。
当日の状況報告は既にJリーグに報告を済ませており、今後は慎重に対処しながら、厳正かつ厳格な処置を求めていく所存であります。
 
今節を迎えるにあたり、8月18日に浦和レッズとの共同声明文として、ご来場の皆様が安心して試合を楽しんでいただけるよう、両クラブで協力して試合運営にあたることをお伝えしました。
当日は厳重な警備体制により、違反該当者のスタジアム内への入場を防ぎ、来場されたお客様へ直接的に危害やご迷惑をお掛けすることはなかったものの、スタジアム場外で、このような危険な行為が行われてしまったことは極めて遺憾であります。
今後も安全、安心で快適なスタジアムづくりを目指し、努力して参る所存でございますので、皆さまのご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
一方、浦和レッズ側も公式サイトで新しいコメント。

24日清水エスパルス戦前の出来事に関するご報告(第2報) (浦和公式)
http://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/24%E6%97%A5%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%E6%88%A6%E5%89%8D%E3%81%AE%E5%87%BA%E6%9D%A5%E4%BA%8B%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%94%E5%A0%B1%E5%91%8A%E7%AC%AC/
まず、清水チームバスへ危害を及ぼした件について、現在も引き続き事実確認中ではありますが、当日バスに同乗していた人への聴取から既に判明している実行者については、事実確認をした上で、今後一切の試合会場への入場を禁止といたします。

次に、警備員への暴行容疑に関しては、捜査の途上でありますが、「重点禁止6項目」に違反することが判明した場合、事実確認をした上で、厳正な対応をとっていきます。なお、事実確認のための調査期間中には、試合会場への入場を控えてもらいます。
清水チームバスに爆竹などを投げたサポーターについては「今後一切の試合会場への入場を禁止」、警備員への暴行容疑については浦和の掲げる「重点禁止6項目」に照らして、違反していた場合は厳正な対応を行うとのこと。また調査期間中は試合会場への入場は禁止。

8/29
前日の浦和のコメントを受け、マスコミは「永久追放」との報道。

浦和、爆竹投げつけた実行者永久追放(埼玉新聞)
http://www.saitama-np.co.jp/news/2013/08/29/05.html
 24日のJ1第22節清水―浦和戦(静岡スタジアム)で、試合前に浦和サポーターが乗った大型バスから清水の選手バスに爆竹や発煙筒が投げられた問題で、浦和は28日、実行者を、今後一切の試合会場への入場を禁止すると発表した。対象者は確認中。

 浦和は「チームや選手に危害を及ぼす行為は、断じてあってはならない。これらの行為はファン、サポーターの気持ちを踏みにじるもので、非常に残念であり許し難い」とした上で、「バスに同乗していた人への聴取から既に判明している実行者については、事実確認をした上で、今後一切の試合会場への入場を禁止する」と永久追放処分と決めた。

 浦和サポーター4人が警備員への暴行容疑で逮捕された問題については、「事実確認をした上で、厳正な対応を取りたい。調査期間中は試合会場への入場を控えてもらう」とし、暫定的に浦和に関するあらゆる試合会場への入場を認めず、事実確認後に最終的な処分をする。
9/9
だいぶ時間が経ち、浦和が新たにコメント。特に進展はなし。

清水エスパルス戦前の出来事に関して(第3報)
http://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%E6%88%A6%E5%89%8D%E3%81%AE%E5%87%BA%E6%9D%A5%E4%BA%8B%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%97%E3%81%A6%E7%AC%AC3%E5%A0%B1/
これまでに清水エスパルスをはじめ、警備会社、ツアーバス運行会社の皆様、そして当日バスに乗車していた皆様のご協力によって、多くの情報を得ることができています。しかしながら、確認が不十分な部分が残っており、今後も調査を継続して参ります。

本件については、これまでに発表しているとおり、事実確認をした上で厳正な対応をとることとし、暴行容疑の当事者には、調査期間中は試合会場への入場をひかえていただいております。

暴行容疑で逮捕された4人が所属するグループは既に自発的に活動を自粛しておりますが、当日のツアーバスに乗車の皆様にも、現時点では、全員試合会場への入場をひかえていただくことといたしました。今後さらに調査が進捗した段階で、新たに確認できた事実に応じ、個別に対応の見直しをさせていただきます。
11/13
2ヶ月間、表立った進展がありませんでしたが、デイリースポーツが新たな報道。

浦和 サポーター逮捕で処分へ(デイリースポーツ)
http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2013/11/13/0006495018.shtml
J1浦和が、サポーターが起こした事件により処分を受けることが13日、分かった。当該のサポーターは、8月24日のアウェー・清水戦で、清水の選手が乗ったバスに爆竹を投げつけ、その後スタジアム警備員に暴行したとして逮捕された。

 Jリーグは浦和と清水の報告に基づき対処を検討。関係者によると、勝ち点剥奪や無観衆試合開催を求める意見もあったが、重い罰金になる可能性が高いという。19日の理事会で決定する。
11/19
Jリーグから制裁が発表されました。

Jリーグ - 制裁決定について(Jリーグ公式)
http://www.j-league.or.jp/release/000/00005483.html
1.クラブに対する制裁の種類および内容等
(1)対象:浦和レッドダイヤモンズ株式会社

(2)制裁の種類および内容

制裁の種類
けん責(始末書提出)
制裁金1,000万円
 
適用条項 : 『Jリーグ規約』 
第141条〔チェアマンによる制裁および調査〕第1項
第142条〔制裁の種類〕第1項第1号、第2号
第153条〔1,000万円以下の制裁金〕第6号
第148条〔違反行為の重複による加重〕
清水エスパルス戦前の出来事に関して(第4報) (浦和公式)
http://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%E6%88%A6%E5%89%8D%E3%81%AE%E5%87%BA%E6%9D%A5%E4%BA%8B%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%97%E3%81%A6%E7%AC%AC4%E5%A0%B1/
サポーターバスが、スタジアム周辺の県道で清水エスパルスの選手バスと偶然遭遇した際、酩酊、泥酔状態の者を含む計4名が、サポーターバス後部のサロン部分から、爆竹、スモーク(煙類)、ロケット花火の3種類の花火類計数発を投下・発射させました。持ち込まれた花火類は前節の試合会場で「清水戦に勝った帰りに海などに寄ろう」との会話がツアー参加者の中で交わされて準備されたもので、ファミリー花火セットなども含まれていました。バスサロン部分では、大量の酒類が消費され宴会状態でしたが、バス前部の乗客の多くは仮眠を取る等サロン部分とは無縁状態でした。

ヒアリングの結果、今回の行為は「計画的」「組織的」「常習的」のいずれにも該当するものではありませんでしたが、チームや選手に危害を与える行為は、スポーツクラブとして断じて許されません。公道における本行為は、チームや選手に危害を与えかねない危険な行為です。浦和レッズ、Jリーグ、サッカー、スポーツの品位を貶めるものであり、極めて遺憾です。
※本案件に関わるペナルティ対象者は計15名です。内訳は、スタジアム入場について、「今後一切禁止」が3名、「無期限禁止」が5名(いずれも浦和レッズ戦、清水エスパルス戦とも対象)、「6試合禁止」が7名(浦和レッズ戦が対象)です。
なお、クラブスタッフに対するペナルティとして、セキュリティ担当及びその責任者を厳重注意と致しました。橋本光夫代表につきましては、報酬の自主返上(月額報酬の5%を1カ月間)を行います。
8 月 24 日 J リーグ清水エスパルス対浦和レッズにおける 
暴行事件とバスからの花火類の投下・発射に関する行為の件 (報告書)  (浦和公式)


※続報があったら追記します。

 

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