本日、エスパルスの竹内康人社長斉藤俊秀アンバサダー大榎克己ユース監督らが静岡市役所を訪れ、新スタジアム建設の要望書を提出しました。内容からすると、以前より噂の上がっていたJR東静岡駅前の市有地の活用を視野にいれている様子です。

新スタジアム建設を要望=J1清水、静岡市長に(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140702-00000073-jij-spo
J1の清水は2日、新スタジアム建設を求める要望書を静岡市の田辺信宏市長に手渡した。

清水の竹内康人社長は、2013年度に導入されたクラブライセンス制度で示されている施設基準などを説明し、「静岡が元気になるような、シンボル的なスタジアムをぜひお願いしたい」と要望。

田辺市長は「趣旨は伺った。熟考を深めていきたい」と応じた。
 
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イラストは東静岡駅前活用案の一つです。

新スタジアム建設の要望活動について(清水公式)
http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/25929

一部抜粋。全文はリンク先で。
現在、IAIスタジアム日本平は、施設基準に示される「観客席すべてに屋根をかけること」や「洋式トイレ」などにおいて、基準を満たしておらず、今後、この状況を回避できなければ、結果として、クラブの廃止につながる厳しい状況にあります。
 
このことは、我々同様に他のJクラブにおいても切実な問題となっており、ここ数年の間に全国各地で新スタジアムの建設または大規模改修計画の機運が高まり、既に工事着手されている地域もございます。

また、Jリーグチェアマンは、「J1の全クラブは駅前にスタジアムがあり、お客さんが毎週、試合を楽しめる環境を整える準備を進めたい」「人が集い、ふるさとへの帰属意識を高める“劇場”がスタジアム」との考えを示しています。

つきましては、少子高齢化が今後更に進む中、お子様からお年寄りまで、女性も男性も、全ての皆様が来場していただけるよう、また、市内はもとより、市外・県外からも人を呼び込むためにも、鉄道等の交通アクセスが良く、老若男女が楽しめ、安心して観戦できる新スタジアムの早期実現を本日ここに要望させていただきます。

新スタジアムは、『サッカーのまち静岡』の象徴(シンボル)となり、更にはスタジアムを起点に『まちの賑わい』が生まれ、その賑わいが施設周辺に留まらず、本市はもとより、静岡県の経済の活性化に繋がるとともにスポーツをはじめとする文化水準の向上に大きな役割を果たし、必ずや『世界水準の国際都市 静岡』の実現に寄与するものと確信しています。

<目指すべく新スタジアム>
1.清水エスパルスを未来永劫存続させるため、Jリーグ クラブライセンス制度『施設基準(スタジアム)』を充たすスタジアムであること
2.少子高齢化社会に対応し、老若男女、全ての人が来場しやすい、アクセス良好で、安心安全なスタジアムであること
3.まちづくり、まちの賑わい、まちのシンボルとなり、『静岡が元気になる!』世界水準のスタジアムであること
 

また、だいいちテレビのサイトにニュース映像がアップされていました。

エスパルス 新スタジアム建設を要望(だいいちテレビ)
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8806981.html 
清水エスパルスの竹内康人社長らが、2日、静岡市長に新スタジアム建設を要望した。

要望書では、現在エスパルスがホームスタジアムとして使用している「IAIスタジアム日本平」がJリーグの定める施設基準を一部満たしていないことなどから、今後、交通の便がいい場所に新たなスタジアムを建設するよう求めている。

静岡市では、JR東静岡駅前の市有地の活用方法が、まだ決まっていないが、この土地をめぐっては、5月に市の体育協会が多目的アリーナの建設を市に要望している。

田辺市長は、この土地の活用については明言を避けたが、今後は、財源などを含め総合的に検討した上で、11月の市議会に提出する意向。
 

さて、いよいよ動きだした新スタジアム建設計画。ライバルは静岡市体育協会?1階にアリーナ、2階にスタジアムでもいいのよw

参考:東静岡に「多目的アリーナ」 静岡市体協が建設要望(静岡新聞)
http://www.at-s.com/news/detail/1054780408.html

要望書の内容が思ったよりも踏み込んだもので、具体的なイメージを既に描いている模様。早期実現のために、地域住民や企業の皆さんはじめ、多くの方々の後押しがあることを期待します。もちろん、サポーターができることがあればなんでもしたいと思います。

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